土地資産家の為の貸宅地(底地借地)権利調整マニュアル
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土地資産家の為の貸宅地(底地借地)権利調整マニュアル
底地、借地問題の顕在化と権利調整のタイミング

地代の傾向
2.地代の見直しポイント
3.更新料の問題B 流動性から見た貸宅地の問題と対応策
1.底地の売却 相談会好評開催中!
2.借地権の買戻し
3.底地と借地権の共同売却
4.底地と借地権の等価交換
Cそのほかの問題と対応策
1.物納制度の活用とその準備
2.共有の場合の対応策
3.全体像の把握と対策の考え方
Dまとめ
ご挨拶
わが国では不動産を利用する権利として、自由に使用、処分、収益できるという所有権と他人の土地を借りて利用する借地権や使用貸借権を認めております。

また、所有権、利用権ともに、単独で使用、処分、収益できる権利に加えて、共同所有(共有)という権利を認めております。このような権利を法律で認めているが故に、複雑な権利関係となり、残念ながら本来、有効に活用すれば価値のあるはずの不動産が逆に価値の減少につながってしまっている事例も少なくありません。このような複雑な権利関係は、どこかのタイミングで調整を図り、優良な資産へと組替えていくことによって不動産本来の価値を見出すことが可能となるのです。

権利関係の調整は、多くの利害関係者との交渉により実務を進めなければなりません。したがって一方的な利益ではなく交渉の相手方の利益も考慮しなければよい結果は生まれません。
また、権利関係の調整は、問題を先送りし、次世代になってからでは更に調整が困難になることが多く、直接の利害関係人が健在な時に解決することが望ましいといえるでしょう 。

本レポートは不動産の権利関係の問題解決に長年、取り組んできた経験をもとに、単に法律論ではなく、実務家としての考えおよび問題解決方法をわかりやすくまとめることに主眼をおいております。
本書が皆様の抱えている不動産の問題整理および問題の顕在化に、少しでもお役に立てれば幸いです。
伊藤英昭
ナレッジバンク株式会
代表取締役
ナレッジバンク株式会 代表取締役